子育て中の30代女性、結婚前にヴォーカルで少し活躍されていた方です。
当初10歳のお子さんのレッスンを頼まれていました。しかしお住まいが浜松なので私が浜松へ出張レッスンすることになっていましたが、3月になってコロナ禍のため移動ができなくなりました。その後、電話でお母さんは私から子育てについてカウンセリングを受けるようになり、その中で彼女の生育的・社会的ストーリーを知ることができました。そのうちに電話での彼女の声が素晴らしく美しいのに気が付き出して、まずお母さんの歌のレッスンとピアノのレッスンを始めましょうと提案したら、それを待っていらしたようにOKを出された。今からでもライブで活躍するアーティストになることが可能だし、その流れの中でお母さんがお子さんのピアノのレッスンをすること、これもお子さんにとって得策であることを説明し、その後ろで私がアドバイスやコーチも行うということになった。ひと月に3度、電話でのレッスンをすることになった。今のところ我々は電話でのやり取りの方を選択している。その方法で、ピアノのレッスンが5月から始まりました。

浜松の生徒さんは、このコロナ禍で県境を越えて移動ができなくなりました。お子さんの教育に熱心なお母さんは待ちきれずとうとう電話でお話が始まりました。このお母さんは電話のお声も美しい方で、聞くと以前ご自分は歌で活躍していらした方でした。この遠隔のレッスンの場合「お母さんがまず弾き歌いができるようにピアノと歌を習得し、それからあなたがお子さんのピアノを教えるといいのよ」という私からのアドバイスに、思いもかけなかった自分の人生が始まりだしたことに、彼女は改めて奮い立ちました。早速私の指定の楽譜を用いて、てテレフォンから効果のある上達のコツを言われ、それらが「目からうろこ」の内容でピアノを弾く実感を手にすることができています。

2020年7月3日に開催を予定していました、チャリティーコンサート　
店村眞積（ビオラ）と店村眞知子（ピアノ）兄妹による～一人親家庭の子どもの教育環境を守りたいんです～ですが終息がしばらく見えない新コロナウイルス禍のために、延期することにいたしました。
蔓延が終息しました時に、再開催いたします。